アルバイトで楽だったものの一つで比較的高収入だったもの。そのうちのひとつは「測量士の補助」でした。
ちなみに測量士とは「工事予定地の正確な位置(座標)・高さ・長さ・面積等専門的な測量技術を使って測定し、現状図面等を作成する」ことを行う人です。
よく街中で黄色い小さな望遠鏡を覗きながら、もう一人が赤い鉛筆のようなものを当てている人が測量士の方です。
測量の仕事自体は資格がなくてもできますが、建築・建設・土木の現場などの公共の測量業務は有資格者ではないとできません。
測量はお天気が良い日でないと出来ないので、雨が降ると中断します。アルバイトの場合も状況によっては半ドンです。
アルバイト代はそこそこの事務所で違いますが、だいたい一日1万円が相場です。実際にアルバイトだと、小さな望遠鏡で測量をするわけではなく、望遠鏡のレンズの先に照準を合わせることに使う赤鉛筆を持って、指示が終わるまでじっと待つことをします。
はっきりいって「えっ、これで良いの」と思ってしまうぐらい楽だったです。
あとは2日間にわたる、たまに役所が主催のお祭りなどの的屋さんの商売道具やその他備品の見張りなども寝ずにただ次の日の朝まで待つという夜警のアルバイトも内容としては楽でした。
アルバイトとはいえ、仕事なので責任はありますが、どちらの仕事も人の命を預かってない分、神経をとがらせずにいられる分楽でした。
楽で割のいいアルバイト。探せばたくさんありそうですが、本当に楽かどうかは実際やってみないと分かりません。